目次
春のおとずれにわくわくしつつ、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
暖かくなり桜や菜の花の開花の話題が聞こえてきますね。
ちょい差し色が映える京都
大人になるとモノトーン系やブラウン系など落ち着いた色合いのコーディネートにまとめるのが定番ですよね。
でも、いざ着てみると、なんだか地味に見えたり、物足りなく感じたりすることも。
特に京都は景観保護のために街全体が地味な色調です。
そんなときこそ、「差し色」をおしゃれに効かせたコーデが際立ちます。
チェック柄重ね着風シャツワンピース
大人なロングニットコート
シックなグレンチェック&クリーンなホワイトシャツの切り替えワンピースもロイヤルブルーのニットコートをさっと羽織るだけでアーバンな雰囲気に。
フラワーモチーフ刺繍ドルマンニットトップス
水玉レースが重なるロングフレアスカート
全身をモノトーンでまとめるのは、大人っぽさを演出できるテクニックとして知られていますが、オシャレ初心者にとっては落ち着きすぎて逆に老けて見えてしまうので注意が必要です。
そこで、赤やブルーといった鮮やかな色を差し色として全身のどこかに取り入れます。それだけで、コーディネートの鮮度を上げて、軽快に見せることができるのです。
皇室ともゆかり深い御寺(みてら)へ
今回は「泉涌寺」(せんにゅうじ)へお出かけしました。
御寺(みてら)と呼ばれる皇室の菩提寺で格式のあるお寺です。
こちらは京都駅からバスで10分、そして徒歩10分ほど歩くのでアクセスがよくないので観光客も少ないのでのんびり楽しめます。
塔頭(たっちゅう)と言われる山内寺院が沢山あります。
山内寺院と言っても、それだけで、十分観光寺院となる規模のお寺です。
そのお寺群に囲まれたお寺です。
泉涌寺に到着し、門をくぐると坂道を下ります。ちょっと意外な展開。
本堂は立派です。こちらは、楊貴妃観音が有名です。
普通お寺は山の上に建てられますが、この泉涌寺は大門をくぐって下った所に本堂があります。『下り参道』と呼ばれ大変珍しい作りになっています!
大門から視線を下にすると参道と本堂がまっすぐつながっている光景は神秘的ですね。
大門に入ってすぐ左の建物には『楊貴妃観音像』があります。
楊貴妃と言えば中国に実在した絶世の美女!
なんとこの楊貴妃観音像…美人祈願!安産祈願!縁結びのご利益ありと女性に嬉しい、ありがたい像なのです!
女性の間では有名なスポットのようです。
またそれだけでなく、像を見る時は冠に注目して下さい。
仏像としては珍しく色が残っています。こちらは珊瑚で作られたため現在も色が残っているそうで、その鮮やかさは見る者の心を奪います。
さらに下っていき仏殿に入ります。仏殿は応仁の乱でほとんど焼失し、寛文8年(1668年)徳川四代将軍家綱により再建されたものです。
仏壇内陣には左から<現在・過去・未来>を表す三世仏があります。仏像が全て同じ大きさなのは珍しいです!
またお釈迦様が涅槃(ねはん)に入られる時は、このお堂の天井から床まで日本最大級の大きな涅槃図がかけられるそうです。
大きすぎて高さが足りないので折ってかざるそうです。
かけられるのは、3月14・15・16日限定!もうすぐです☆
この日に訪れたらなかなか見れない光景が見れます。
普段は非公開となっている「舎利殿(しゃりでん)」も見所満載です。
舎利とは仏様の骨の事です。泉涌寺の舎利殿には仏牙舎利(仏様の歯の骨)がおさめられています。
今回は残念ながら見ることができなかったですがとてもおもしろそうです。
「舎利殿」の中には『鳴き龍』と呼ばれる、大きな龍が描かれた天井があります。
なぜ『鳴き龍』かというと、中に入り、龍と目が合う場所で大きくパァンと手を叩くと『ビィィィン』と龍の鳴く声がするのです。
少し離れると全然聞こえなくなります。龍の下にいないと聞こえない声。とっても不思議です。
自然とそうなったのではなく、天井が湾曲して作られているのでそういった音が鳴ります。
とても粋な作りですね。立つ場所によって聞こえなかったり、人が多く龍の下にいると音が吸収されて聞こえなくなってしまうそうなので要注意です。
舎利殿の公開は12年に1度!辰年のみに見られます。次回は2024年ですね。
あと4年!!ぜひ忘れずに見に行こうと思います。
京都のおうどんと言えば。。。
京都のおうどんといえば、、京風カレーうどんの代表格「味味香(みみこう)」さんです。
昔からあるお出汁の効いたカレーうどんが京都人に人気です。
街のあちこちに「味味香」さんはあります。京都駅にも丸太町にも八坂さんにも。
味味香と言えば、京風カレーうどんがあまりにも有名。
一番人気は、豚角煮カレーうどんですが、とり天、小海老天、牛肉、きつねなど種類も豊富。
焼チーズ、温玉、揚げ茄子などの具材もお好みでトッピングできます。
今回は泉涌寺からの帰りのJR、地下鉄京都駅地下街ポルタ東エリアにある支店に行きました。
お店に入る前からカレーのスパイシーさとお出汁の和風の香りが広がっていて食欲をそそります。
味味香では、さすがカレーうどんにこだわりがある分、薬味もオリジナル。
京都人がいかにも好みそうな、山椒風味の唐辛子『赤山椒』とクミン、コリアンダーなど7種のスパイスをブレンドしたエスニック調『洋風七味』。
この日は「茄子チーズカレーうどん」をオーダー。
ランチ時11~15時はライスがサービスで付けられます。好みに応じて、トッピング材もいろいろ追加できます。
素敵なお洋服にカレーが飛ぶ心配もご無用。各テーブルに紙エプロンが用意してあるのがうれしいですね。
桜の開花が待ち遠しい涅槃図の公開にあわせて再び京都を訪れたく思う今回の京都旅行でした。