【京都まにあ】足腰の神様、スポーツ選手も訪れる神社で不思議なイノシシの伝承に触れる旅

すっかりご無沙汰していた「京都まにあ」の取材ですが、コロナの自粛解除になり落ち着いた時期に京都へ行ってまいりました。
この日は真夏日で早速、販売前の新作「日本製接触冷感トップス」を着てお出かけしました☆
このトップスを着て暑い日にお出かけしてみたかったのです!

絶対行きたかった「足腰の神様」で有名な神社

「足腰の神様」または「イノシシ神社」とも呼ばれている京都の「護王神社」をご存知でしょうか?
ここは足腰の健康や安全にご利益があるという神社です。
さらに不思議なイノシシの伝承に触れるのがこの神社なのです。



実は、私もカメラマン中川さんも股関節を痛めているのです(笑)
私はストレッチをしていてバキっとなりました。。。この歳になるとあちこちガタがきます。
そんな話しを中川さんにしていたら「私もなんですよ~~、針治療も行ったけどイマイチです」と日々お互いの身体を労わり合っているのです。

そこで、俳優・船越英一郎さんが椎間板ヘルニアで入院し、回復後には御礼参りにきた有名な「護王神社」に行ってみたかったのです。

境内には「足萎難儀回復の碑」と呼ばれる石碑もあります。
石碑の下にはサッカーボールのような絵も描かれていますが、この神社はサッカー選手やマラソン選手など、足腰が大切となるスポーツに携わっている人たちも訪れるのだとか。

巨大な足腰御守が目印

京都御所のすぐ隣、南北に伸びている烏丸通り。この烏丸通り沿いには蛤御門の変で知られる御所の蛤御門などの名所があります。
そして近年、この界隈で一際多くの人々が集まる1つの神社がここ「護王神社」です。
神社の表門にはユニークな足型の絵と、「足腰御守」と書かれた巨大な御守が垂れ下がっています。

その表門の下にあるのが「御千度車(おせんどぐるま)」と呼ばれる御影石製の車です。
そしてこの神社を訪れた人々は、表門の下にあるこの御千度車を回してから境内へと入り、足腰の無事を祈願、参拝します。

ちなみに護王神社では毎月21日に「足腰祭」と呼ばれる神事を行なっていて、その祈願祭の後もこの御千度車を回し、表門の御守りの下をくぐって足腰の無事を祈願しているのだそうです。

足腰の神様と言われる和気清麻呂公は、平安京遷都の貢献者

境内へ入ると「足腰の守護神」、そして「和気清麻呂公」と書かれた案内板があります。
この護王神社では、平安京への遷都を桓武天皇に進言し、現在まで続く京の都のきっかけを作った人物、和気清麻呂公とその姉の和気広虫が祀られています。

護王神社が足腰の守護神と言われるようになった背景には、和気清麻呂公の伝承があります。
道鏡が、自らの政治力を利用して和気清麻呂公の足の腱を切って歩けなくした上で、九州へと左遷してしまいます。

そして失意のうちに九州へと向かった和気清麻呂公に1つの奇跡が起こります。
左遷先の国へ向かう途中で宇佐八幡宮へ立ち寄ろうとした和気清麻呂公の前に、どこからともなく三百頭ものイノシシが現れ、その道を案内してくれたと言います。

そして無事に宇佐八幡宮への参拝を終えると、不思議なイノシシたちの群れは去ってゆき、それと同時に足の痛みが治り、歩けるようになったと言われています。

訪れた人々の想いが集まる願掛け猪と座立亥串

また、境内には「願掛け猪」と呼ばれるイノシシの石像が建ち、その周囲には座立亥串(くらたていぐし)と呼ばれる願掛けの串が多数立てられています。
境内には狛犬ならぬ“狛猪”が建っています。
今人気マンガの「鬼滅の刃」にイノシシのキャラが出てくるのつい、二人でマンガトークを始めるのでした。

心落ち着き、心華やぐ金剛能楽堂

文化の香る町京都。金剛能楽堂は、その京都の中でも特に能楽と関わりの深い、かつての室町幕府の「花の御所」の近く(現在の京都御所の西向かい)に平成15年に開館しました。
百三十余年の星霜を経た室町の旧金剛能楽堂より、先人の思いが詰まった能舞台をそのまま移築。
21世紀の能楽堂の中に19世紀の舞台が融合する、時空を超えた空間が誕生しています。

正面の松羽目に風格があって思わず吸い寄せられる、全体にすっきりとした設えで座席もゆったり、またロビーからは石舞台のある庭園も見渡せ情緒あるそうです。
今回は中に入ることができませんでしたが、能楽の中でも金剛流の芸風は、豪快でめざましい動きの中にも華麗さがあり舞金剛と呼ばれており、ぜひ休日にまた訪れようと思います。

京都と云う所は何の特別感も不思議もなく自然と古典芸能が日々の生活の中に溶け込んでいるんですね。

大人の女性に人気のあるお店でランチ

ランチは烏丸今出川を下った、西側のマンション1階にある、UENOYAMAさんへ行ってきました。ぱっと見はどこかの邸宅のようでわかりにくいので知る人ぞ、知るといった感じ。
大人女性に人気のあるお店だという情報は聞いていたのですが、クラシックの流れる落ち着いた雰囲気のお店です。

中川さんはペンネ、スープ、バケットなどがセットになった「日替わりセット」を注文していました。
冷製スープとペンネ用の粉チーズが登場しました。本日のペンネは、「ソーセージのトマトソース」。



私は接触冷感トップスを着てましたが、つい「トマトの冷製パスタ」をオーダー。
彩りが豊かなプレートです。こんがりと焼きたてのバケットもおいしかったです♡

店内は、天井、床がダークなトーン、壁は左官仕上げでまとめられており、シックな落ち着いた空間です。床はタイルなのがお洒落です。
真夏のような天気だったので、昼間なのに薄暗い店内は程よく気持ちを落ち着かせてくれます。



久しぶりの京都は、海外からの方がおられないので、すいていてどこも昔懐かしい風情のある京都でした。
しっとりゆっくり京都が楽しめた1日でした。

涼しく京都を楽しむコーデ


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