【 京都まにあ】モンドリアン風の新しい角度のお庭を楽しむ京都

サワアラモードスタッフの北本です。
バレンタインの次はホワイトデーが楽しみですね。
そろそろ桜開花のニュースも聞きます。
昨年梅を見た思い出はついこの前のことのようです。。。

紅葉の名所「東福寺」通天橋へ

今回はJR京都駅から奈良線に乗り換えてほんの一区間「東福寺」を目指しました。

東福寺の歴史は古く、創建は鎌倉時代。奈良の東大寺の「東」と興福寺の「福」の二字をとって、九条家の菩提寺として建立された禅宗寺院です。
その後、焼失、再建を繰り返しましたが、京都五山の一つにふさわしい風格ある大伽藍が立ち並んでいます。

ここの紅葉はとても有名ですが、昔は桜の名所でした。
しかし、あまりにも桜が綺麗で修行の妨げになってしまうということから、全て伐採してしまった、そんな過去があるお寺です。

今回は枯山水の庭園をテーマに見て歩きました。
「方丈と方丈庭園”八相の庭”」「通天橋と普門院庭園」の2か所が公開されています。

方丈とは禅宗寺院における僧侶の住居。また、応接間としての役割も果たす重要な建物です。
東福寺の方丈は、明治の再建。方丈の東西南北それぞれに庭園があるのが特徴です。作庭は重森三玲。”八相の庭”と名付けられています。



豪壮な「方丈南庭」。
方丈の南側の庭園は、豪壮な趣。手前は白砂と石。海のかなた、仙人が住む島が石で暗示され、渦巻く白砂で海が暗示されます。
奥の苔におおわれた築山は「五山」をあらわしているとか…。



北斗七星の「方丈東庭」
方丈南庭以外は、東福寺改築の際の廃石を使った”リサイクル庭園”です。
この東側にある北斗七星をかたどった庭石も、もと東司の柱石だったとか…。
小さな庭ですが、背後に天の川に見立てた生垣があり、広がりを感じます。



モダンな「方丈西庭」
方丈の西側の庭は、サツキを四角に刈り込んだものに、白砂と苔がミックスされたもの。大きく市松模様になっているのが面白い庭でした。
サツキの咲く6月初旬は華やかでオススメ。



渓谷を背景に「方丈北庭」
方丈の北側の庭は、小さ目の市松模様の庭。斬新なデザインです。四角い石が丸く刈り込んだサツキや樹木と調和しています。
彫刻家イサム・ノグチはこの庭を「モンドリアン風の新しい角度の庭」と評しました。
背後にある渓谷のせせらぎの音も心地よく、とても素敵な空間でした。



通天橋
「通天橋」は、方丈と開山堂を結んで架かる橋。ここから眺める渓谷は、紅葉の名所として知られています。紅葉シーズンには1日数万人が訪れますが、新緑の頃も素晴らしい眺め…。
紅葉の時期より人が少ないのでオススメです。

本堂と開山堂を結ぶ橋廊「通天橋」の一帯は、洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷です。
通天橋は様々な時代劇やCMなどに使われていることもあり、大変人気のスポットとなっています。

めちゃくちゃおいしいハンバーガー屋さん発見!

JR東福寺駅から徒歩1分のすぐに「ドラゴンバーガー」というおしゃれなハンバーガー屋さんがあります。

はっきり言って、全然期待をしていなかったのですが、、すみません。。。
それが!それが!めちゃくちゃおいしいのです!!

それもそのはず、ロンドンで開催されたハンバーガーの大会で2年連続チャンピオンになったアダム・ローソン氏が日本(京都)をイメージした、独創的なバーガーのレシピを伝授されたお店でした。

チョコレートを使ったソースでハンバーガーを作る少壮気鋭の天才シェフ「アダム・ローソン」
京都では市場を巡り、京野菜や京漬物を食し、情熱的に試作を繰り返して出来上がったのが独創的なバーガー達でした。
肉の旨味を最大限に引き出す数々の技術、京野菜と京漬物をバランスよく合わす発想。
今までに食したことがなかった、肉々しいのにしつこさがない、おいしいバーガーを考案されたそうです。

今回私は柚子胡椒とチリソース、薄切り大根の食感が絶妙な「柚子胡椒バーガー」。
中川はチョコレートソース&わさびマヨネーズに京漬物を使った「カカオBBQバーガー」のミニバーガーをいただきました。
かぶりついてすぐに、二人で「大きいバーガーも食べたい!!!」と興奮しました。



アダム・ローソン氏はいろんな国を旅しながら、各国で出会った食材や料理をロンドンに持ち込み、斬新な料理を発表し続けているそうです。
日本の食材、料理にも深い興味を示し、新しいラーメンのメニューも発表されたました。
ぜひロンドンでアダム氏のラーメンを食べたいです!

通りすがりのかわいいお寺発見

東福寺北門よりまっすぐに進むと正面にあるのが霊源院。

こちらは観応年間(1350頃)後醍醐天皇の皇子、龍泉和尚によって天護庵と号し創建され、龍泉和尚入寂後の応永年間(1400頃)在先希譲和尚により、現代に続く寺名霊源院と改称されたそうです。

こちらは観光では開放はされていません。
でも、門前からはかわいいお地蔵さまがところどころからお顔を覗かせているのがカワイイです。


おいしすぎるハンバーガー屋さんに舌鼓して、デコラティブなお庭を堪能できた今回の京都まにあの女二人旅でした♡

庭園を楽しむ京都コーデ


チェック柄重ね着風シャツワンピース aljp208

 


ぽわん袖ニットのドロップショルダーカーディガン alwn-0087

 


バルーン袖のベルト付きトレンチコート mode-5597


フラワーモチーフ刺繍ドルマンニットトップス mode-3783

 


バックフリルのロングトレンチコート mode-5599