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かつては事前の申し込みがなければ参観できなかった京都御所。
春と秋の2回、一般公開がありましたが5日間ほどと短くその期間に観光客が殺到していました。しかし2016年7月26日から事前申し込み不要の通年公開となったのです!知らなかったです☆
今まで日程などが合わずなかなか訪れる機会のなかったあなた、ぜひふらりと気軽に京都御所へ行ってみませんか?
休止日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。入れませんのでご注意を!
御所に入る前に事件をおこす!!
御所に入るまでに周りには公園や迎賓館がある緑豊かで広大な土地が広がります。
久しぶりに御所に来て、なんだか清涼な空気にパワーを感じます。
この日はとてもお天気がよく、久しぶりに着た夏服が嬉しくてテンションがあがる私たち!
御所に入る前から、堀の側でついはしゃいでしまいました。
そんな浮かれ気分の私が壁に近づいた途端!!事件が!!
画像のレッドゾーン!こちら側に手などをふれると警報アラームが鳴ります。。。
何も知らず、カメラマンゆっちょさんに「うーん、背景がイマイチだから、ちょっと川またいでください」と言われ、足を伸ばした途端、大きな警報アラームが鳴り響き、すぐに注意のアナウンスが流れてきました。。
アラームはすぐに止まりましたが、、私の心臓も止まりそうでした!
冷や汗かきながら入り口に行くと、警護のおまわりさん達がみんなニヤニヤ!!
「壁とかに手をふれたりしたら警報がなるから気をつけてくださいね☆」っと。。
優しく教えてくださいました。
遠くからみんなで「やるぞ!やるぞ!」って見ておられた模様、、、子供のようなことして、ごめんなさい、、(苦笑)
入り口では手荷物チェックと番号札を渡され、厳重なセキュリティーでやっと入ることができます。
でも、警護のみなさんはとても優しくてフレンドリーですので、ご安心を!
気分を変えて、御所に入ることにしましょう。
天皇のお住まいは荘厳なスケール
平安遷都から明治になるまでの1075年間、京都に都があったのは皆さまの知るところ。
天皇のお住まいももちろん京都にありました。それが「京都御所」です。
参観希望者に通年公開されることになりましたのは、清所門(せいしょもん)から出入りするルート。
個人差はありますが、1時間もあればじっくり見てまわれます。
主な見所は、以下の順になります。
1. 御車寄(おくるまよせ)… 天皇の許可を得た者が正式に参内する玄関です。
私たちは玄関を見学するだけで、実際に上がれるわけではありません。
2 諸大夫の間(しょだいぶのま)… 玄関を入ったものが待機する部屋。格の高い順に「虎の間」、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれる三室が東から並んでいます。
ここもめちゃくちゃかっこよくて、「どの部屋がいい?」「鶴かな?」「虎にする?」と、ただの民間人がずうずうしく話してました。
3 新御車寄(しんみくるまよせ)… 1の御車寄(おくるまよせ)から50mほど離れたところにあります。
大正天皇の即位の際に自動車で付けることができるよう新築された玄関です。
4 建礼門(けんれいもん/けんらいもん)… 京都御所の正門。
現在も天皇皇后及び外国元首級のみが通ることのできる格式高い門です。平安時代以降、内裏の南門の名を「建礼門」と呼びました。
日常の生活の場とされた「清涼殿」
この写真、中央に見える白いものはご休憩の御帳台、その前に置かれている厚畳は昼御座(ひのまおし)という、天皇がお座りになる、座椅子のようなもの。
ここで天皇がゆっくりと座っておられたのでしょうか。
平安時代からのものにとても感動した私達。
まるで映画やドラマでしか観たことないのですが、実は白い布の向こうには誰かが座っていそうな、タイムスリップしたような気分でした。
こちらは御池庭(おいけにわ)という、池を中心とした回遊式庭園です。
これぞ日本庭園!という味わいと美しさが凝縮された庭園で、特に外国人観光客には大人気の写真スポット。
ぜひ皆さまも訪れた際にはパノラマで写真を撮っていただきたい所です。
こんな素敵なお庭のお家に住みたいね~。と話してました。
天皇のお庭だから素敵なの当たり前です♡
なんのポーズ?
突然、不思議なポーズを取り出したゆっちょさん!!
ナニ?なに?何?
ゆっちょさんの目の前に広がっていたのは、「蹴鞠の庭」でした!
現在でも国賓来日の際などには「蹴鞠」が行われるそうです。
「蹴鞠」は勝ち負けではなく、どれだけ相手が蹴りやすいようにパスできるかを楽しむ競技だそうです。
あの障子のところから蹴鞠のようすを高貴な身分の方が観てるんだな。
と感慨深くみていました。
なるほど、ゆっちょさんの不思議なポーズは蹴鞠のポーズだったんですね!!
大爆笑したのは言うまでもありません!!
雅なお土産
御所でもお土産屋さんがあります。
令和天皇と雅子様のカレンダーは5月始まりでした!令和カレンダー♡これは記念にぴったり☆
私がとても気になったのが、こちらの久邇香水(くにこうすい)
昭和天皇の皇后の兄君、久邇宮朝融王(くにのみやあさあきらおう)がご創作されました。昭和26年より旧宮家の方々を中心に愛用され、育まれているそうです。
高貴で穏やかな香りは、「和」「礼」を重んじる日本ならではの香水です。西洋の香りが異性を惹きつけるものであるのに対し、香木を使ってきた東洋の香りは、自己の精神作用のために使われるものだと言われます。
久邇宮朝融王が作られたこの香水は、日本を代表する香水として、その背景や歴史に裏打ちされている深みが備わっています。
昭和26年の発売当初、初代イメージガールとして往年の大女優であった原節子さんが務められたそうです。
昭和の銀幕女優・宝塚歌劇団の方々の間で大流行した、まさに日本を代表する香水だったそうです。
こちらは文香というもの。いわゆる匂袋の一種で、少量の香料を紙に包んだものです。
かつてはお手紙に添えて、ほのかな香りが移るのを楽しみます。
最近はお手紙を書くことも減ったので、名刺入れや手帳に忍ばせておくと、ほのかな香りが移り、受け取った方の印象に強く残ります。
とても素敵な雅なアイテムですね。私も香りを楽しもうと思いました。
雅なお土産を買い、御所の佇まいを見て、上品に暮らしていかねば、、と猛省しまくりの今回の「京都まにあ」の日でした。
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