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「人は人、自分は自分。」
誰もが憧れるセリフをさらりと言える自信は高校時代に身についた感覚でした。
■整理収納アドバイザー
■Link+しが 副代表
人生に影響を与えたもの
多分今の私の思考の基礎となっているのが高校生活です。
私はとある高校の一期生だったのですが、同級生たちはとにかく個性にあふれた人たちばかりでした。
一期生なので先輩もおらずのびのびしていたし、県内さまざまなところから通う人が集まっていて『人と違う』ことを良しとする、
その方がかっこいい!みたいな雰囲気に囲まれて高校時代を送りました。
そんな中で『自分らしさ』や『人は人、自分は自分』という感覚が身についたのではないかと思いますし、いまだに私の生活のすべてで
この感覚は役立っています。
現在の活動に至る経緯、苦労したこと
8年旅行会社で働いたのち、結婚し専業主婦になりました。
家事にも慣れ育児もそこそこ落ち着きだしたころに『暇だなあ』と思い、軽い気持ちでパートを始めようかな?と考えていましたが
まだ末っ子が幼稚園だったので時間的にも厳しいし、そんなにバリバリ働きたいわけでもなく…そうこう考えるうちに個人事業主になれば
自分の思い通りに働ける!と思い至りました。
まず好きな分野なら何かできそう!とインテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーの資格を取りました。
特に資格がなくても始めることは可能でしたが、“ただの片づけ・インテリア好きのおばさん”では信用してもらえないかと思い、
子どもが幼稚園にいっている平日午前10時~12時まで約6か月間を資格取得のための勉強に当てました。
資格取得後、カルチャーセンターに講師登録をしたり、自力でブログやWEBサイトを作成したり、苦労と言えるほどでもありませんでしたがコンスタントに仕事が来るようになるまでは1年ほどかかりました。
現在では個人宅やサロンやショップのインテリアコーディネート・整理収納サポート・自治体や企業でのセミナー講師として
仕事をさせていただいています。
一番の原動力
今は“青春を謳歌している子供たち”が私に刺激をくれています。
長男は美術、長女は吹奏楽(マーチングのカラーガード)、次女はソフトボールと三人三様ですが、例えば
長男の書いた絵をアレンジしてインテリアにしてみたり、マーチングの曲で気分を盛り上げて家事をしたり、ソフトボール観戦で大声を出してストレス発散したり…と、子供が小さかったころはしんどいばかりで子育てを楽しめずに来てしまった私でしたが、今は勝手に子ども
のことで楽しみ、私も頑張るぞ!という気になります。
今後に向けて
2011年から仕事を通じてLink+しがというボランティア団体の運営をしています。
整理収納アドバイザーの仕事でご依頼者の家に伺い整理をする中で、大量の“まだ使えるけど捨てられてしまうモノたち”を目の当たりにして整理を促進する者として、ゴミを大量に発生させていることへの違和感や責任を感じるようになりました。
『なにかできることはないか?』と、同業者の仲間とともにエクスチェンジという
“自分はもう着ないけど誰かに着てもらえたらうれしい服やファッショングッズ”を交換するイベントを始め、現在では着物のエクスチェンジや、モノの行先情報の発信、県内小学校5年生に整理整とんの出前授業を行っています。
滋賀県は琵琶湖を有するため県民のエコ意識は他県より高く、これを活かして整理収納をすることがモノを大切にすることにつながり
かつゴミ減量という社会貢献になることをまずは県全体へシェアしていきたいと考えています。
そして滋賀県もいち早く取り組んでいるSDGs(12つくる責任・つかう責任)推進のためにエシカルな暮らしが当たり前の県となるよう
小さな活動ですが自分ができることを継続し活動に取り組んでいきます。
moasa主宰 柳澤 知伽
■インテリアコーディネーター
■整理収納アドバイザー
■Link+しが 副代表
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