世界で一番大きな国、ロシア。その大きさは日本の約45倍にもなります。
「寒い国」「雪国」という印象が強いロシアですが、おとぎ話に出てくるような美しい建造物、歴史深い情景、豊かな自然。そして陽気で優しい国民性と…、他の国にはナイ魅力でいっぱいと言われています。

今回はそんなロシアの首都 モスクワで暮らす日本女性にインタビューさせていただきました。

 

まずは絶対見逃せない!
世界一美しいといわれるトイレ

買い物するならここ!
120年の歴史を超えるロシアを代表する商業施設「グム百貨店」
重厚で豪華な外観はまるでお城のよう。世界の有名ブランドが立ち並ぶ店内ですが、写真撮影だけにでも訪れる価値あり!
また、このグム百貨店には世界一美しいといわれるトイレがある事でも有名です。黄金にピカピカ輝くトイレを人生で一度は見てみたいかも…!

▼世界一美しいトイレといわれているグム百貨店の高級トイレ

▼クリスマス時期のグム百貨店。華やかに煌めくイルミネーションはため息が出るほど美しいそうです。

▼マネージ広場のゲオルギー・ジューコフ元帥像。モスクワには歴史的な建造物が多く存在します。

とにかく美しい建造物で溢れるモスクワ。
ご主人のお仕事の関係で昨年夏からこのモスクワの地で生活されている3人のお子さんを持つインスタグラマーのMai様にお話を聞かせていただきました。

 

え!?ロシアにも夏はあるの!?
思いっきり楽しむ短い夏

寒くて日が浅い冬のイメージが強いロシアですが、ちゃんと夏があるのをご存知でしょうか?日本の真夏とは違って初夏のような25℃程度の暑さが2ヶ月ほど続くんですって!ロシアの人達にとって貴重な夏。公園で日光浴したりバーベキューをしたりと短い夏を思いっきり楽しむようです。

▼上品で大人可愛いスタイルが得意なMai様。ロシアとは思えない涼し気なコーディネート。ロイヤルブルーのスカートにイエローのバッグと靴。爽やかでとっても上品です。

▼写真を見ているだけで気持ちいい!日差したっぷりのロシア。清楚な白いブラウスと花柄のスカートが華やかです。

▼こんなママに憧れちゃう…!ライトブルーのミモレスカートとレースのトップスで上品コーディネート。足元はフラットシューズでお子様との時間も動きやすい理想のママスタイルです。

 

優雅なランチにアフターヌーン・ティー!
毎晩10時には寝る暮らし

とてもオシャレで女性としての品格が溢れるMai様。冒頭でも申しましたが、3人のお子さんを持つ立派なお母さんです。そんなMai様は毎日どんなモスクワ生活を送っておられるのでしょうか?

-6:00-
起床、お弁当作り開始

-8:15-
インターナショナルスクールにお子さん二人が出発
(ご主人が仕事前に送られるそうです。)

-9:00~10:30-
掃除、洗濯、家事全般
(クリーナーの方に月一回お掃除をしにきてもらうそうです。いいなぁ~…!)

-11:00~12:00-
次女のお昼寝中に夜ご飯の準備

-13:00-
お友達とランチ

(ロシア人はランチタイムが遅めなので11時半から12時くらいにお店にいくと張り切った感じになるのだとか!!笑)

▼ロシアの郷土料理 ”ボルシチ”
日本でいえばお味噌汁のような食べ物です。正しく発音すると「ールシ」なんですって。

▼イタリアンも美味しそう!!!

▼ロシアの有名な飲み物 ”レモネード”
ソ連時代から飲まれていたレモネードは古き素晴らしい伝統の飲み物です。

-15:00-
次女とお家で遊ぶ、自由時間

-17:00-
スクールのお迎え

-18:00-
夜ご飯

-19:00-
お風呂、宿題を教える

-20:00-
子どもたち就寝
(それ以降の時間は、日本のテレビをみたり、セルフネイルしたり読書したり、自分磨きの時間なんですって☆日本のテレビが見れるんですね!!)

-22:00-
就寝

日が短いロシアの暮らし。
でも日本の生活リズム
とそれほど変わりはないようです。ランチが遅めとは驚き!

▼こちらはティーセレモニーの写真。なんて豪華!食べてみたい!!!

 

ハマったら最後…
ロシアの渋滞がまさにおそロシア…!

歴史を感じる重厚な建造物、豪華なお茶会…。とても優雅な生活を送っておられるように見えるMai様。ロシアでの暮らしで困った事はあるのか聞いてみました。

モスクワは渋滞がとてもひどいです(苦笑)
日本のように信号の待ち時間などが計算されておらず伝達の悪さで渋滞しています。渋滞を軽減する事がロシア自体の大きな課題のようですが、なかなか難しい現状です。
といはいえ、電車も物凄く混雑するようです…。モスクワ地下鉄の混雑率は東京・大阪を上回っているそうです。

▼モスクワの凄まじい渋滞の様子特に朝夕はピーク…!

【実はロシアは親日国家】

英語圏ではない分だけやはり一番困ることは言語です。モスクワは英語が話せる方が少なく、ホテルや若い世代の方以外の大半はロシア語です。街の中、ショッピング時などコミュニケーションは大変です。でも、幸いロシア人は親日の方が多く、日本人だと伝えると『ハラショー!!』(ロシア語でナイス!いいね!みたいな意味)
温かい笑顔で返してくれます。

▼日本食レストラン。
ロシア人には日本食レストランがかなり人気です!

 

寒くてもほっこりあたたか…!
子育てしやすく住みやすいロシア


ロシアの冬は長く寒い。約4ヶ月は極寒が続きます。

観測史上の最低気温は1942年1月に記録された-42.2℃!これだけ寒いのは滅多にないようですが、たいていは年の一番寒い日で-20℃位。これでも寒すぎますよね…。-30℃ぐらいの時もたまにあるのだとか…!!!

▼モールの中のスケートリンクはモスクワならでは!

外はとても寒いですが、ショッピングモールや室内はセントラルヒーティングがついているのでどこも暖かいです。ダウンやコートの下はなるべく日本と変わらない服を着て、ファッションを楽しんでいます。

上品で大人可愛いスタイルが得意で大好きです。寒い国だからこそ帽子やマフラーも可愛いものを身につけたいです。



Mai様、とっても上品で女性らしいコーディネートが本当に素敵です。印象に残ったのは色の使い方。淡いカラーやビビットなカラーを上手に取り入れておられます。見ているだけでこちらまで楽しい気分になります。


【日本と一番違うと思った事は何ですか?】

子供に優しいロシアはキッズスペースがあるレストランが主流です。子育てしながら思うのは「こんな住みやすい国ないかも」という事。また、国土が広いのであらゆるところに巨大な公園があります。そして国民性がとてもキッズフレンドリー!レストランにはニャーニャさんと呼ばれる子どもと遊んでくれる方もいて日本には考えられない環境です。こういった子育てがしやすい面、日本も是非見習ってほしいです…!!

日本もロシアも両国ともにさらに住みやすくよくなってくれたら嬉しいです。



【ロシアの生活はどうですか?】

3人の子供をつれての赴任で大変な時もありますが、言語や自宅のケアや移動、電車に乗るときなど、主人のサポートのおかげで家族みんな楽しく暮らしています!

今回取材させていただいたMai様。海外生活の中でも栄養や食全般に関する勉強やロシア語、英語の勉強もされているそうです。育児をしながら学ぶ姿勢に、内面から溢れ出る活き活きとした美しさを感じます。インスタグラマーとしてたくさんのフォロワーを持つMai様。こんな素敵な女性、日本の誇りです!

ーMai様、有難うございました。

 

mai_1004_mai 様

▼Instagram▼
mai_1004_mai

 

ロシア モスクワのファッションスナップ

▼キュート!モスクワの白い景色に優しく映えるピンクコーデ。真似したくなる可愛さです。

▼カッコイイ…!ため息が出そうなオールホワイトコーデ。まるでモデルのようなモスクワの女性!

▼スケートリンクに遊びに来たという写真ですがまるで雑誌の表紙のようです!寒くてもオシャレを楽しむ国民性が伺えます。

エレガントなブラックを貴重とした大人のコーディネート。花柄のワンピースがレディ感をUPしていて素敵です。

▼同じファージャケットでもカジュアルだとこんなにカッコ良く決まるのですね。

▼ホワイトのニット帽と手袋が可愛いですね。シンプルなコーデの中にアレキサンダーマックイーンのストールでスパイスを効かせたオシャレさんです。