【世界のファッション】世界一自由な街☆水の都 オランダアムステルダムは運河の建設がもたらした富と繁栄の街

こんにちは。
サワアラモードスタッフの南です☆

今回は、引きこもり大好き!面倒くさいの大嫌い!(笑)なS様が、旦那様の転勤でオランダ・アムステルダムで生活する事に。。。英語もオランダ語もできず、超がつくほど人見知りな主婦が「フットワークを軽く!」を目標にかかげ過ごした日常をご紹介致します☆

知り合いもおらず、海外駐在も初めてで、おっかなびっくりの毎日(@_@)を楽しく語ってくださいました☆

アムステルダムってどこ?

一度は耳にした事のある地名、アムステルダム。そう、オランダの首都に位置します。


日本でいうと九州と同じくらいの大きさの土地に、約1700万人ほどが住んでいます。
オランダ最大の都市アムステルダムは、海運を生かした港湾都市で、港町として発展した市内には美しい運河が扇状に広がり、広がる石畳とオランダの風景がマッチして、どこかで見た絵のような懐かい風景に思わず見とれてしまいます。

「北のヴェネツィア」とも呼ばれるアムステルダムを流れる運河▼

高空から見た扇状に広がる運河▼

今もヨーロッパの中心都市であり続けるアムステルダム。多くの移民を受け入れ、ユネスコの記憶遺産『アンネの日記』でも知られる自由で寛容な都市でもあり、世界遺産になっている運河や、かつての繁栄を今に伝える建築物など、“北のヴェネツィア”と呼ばれるその景観は今も訪れる人を魅了します☆

観光名所の宝庫

風車やチューリップなど自然豊かなオランダの中でも、アートやカルチャーが発展した自由の都市として知られるアムステルダム。世界中の富を集めた黄金期の映画の残り香、一時代を築いた絵画の数々、そしてアンネの生涯に見る人類の哀しみの歴史…。これからも世界中の人々を惹きつけ続ける都市なのです☆

■キューケンホフ公園
チューリップが咲く3月から5月までしか開園しない公園▼

■オランダ国立美術館
ものすごく広い!そして年中無休☆ 美術に興味があるなら、何日かに分けて見るのがおすすめ♪▼

■アンネ・フランクの家
「アンネの日記」で有名なアンネ・フランクがナチスの迫害から逃れて、隠れ住んでいた家▼

■アムステルダム公共図書館
ヨーロッパ最大規模の図書館!地下1階から地上9階☆
開館時間が10時から22時までと長く、その年中無休▼

■シンゲルの花市
季節を問わず開いているシンゲル運河沿いに、並んでいる花のマーケット▼

■ゴッホ美術館
ゴッホの作品とそれに関連する作家の作品などが展示▼

■「ハイネケン」の博物館
世界的に有名なビール会社「ハイネケン」の博物館▼

■マヘレのはね橋
オランダ語で「細い橋」を意味する、1671年建設の木製の開閉橋。夜には1800個ものライトでライトアップ▼

■コンセルトヘボウ
ボストンのシンフォニーホール、ウィーンのウィーン楽友教会と共に戦前からの姿を残すコンサートホール▼

どんな生活を送っていたのですか?

ある日のタイムスケジュール▼

7:00 起床
8:30 家を出てトラムかメトロで学校へ
9:30~12:30 英語学校
→1ヶ月毎日通う短期集中だと、帰ってからの予習と宿題に追われる日々

*基本は、オランダ語が公用語になっていますが、英語が話せる人が多くいます。S様もオランダ語は全く話せなかったそうですが、自身の感覚として95%は英語で通用するため語学学校へ通っていたとの事☆
夏休みは、イタリアの高校生ギャルと一緒に授業を受ける事になり年齢を言うと大声で復唱される始末。(約倍位の年齢なので)
そんなギャルにも英語の記憶ゲームでは負けてしまい…年齢恐るべし!と時間を費やした割に身にならないと嘆く毎日のようです(笑)

→疲れて夕寝
19:00~夕食

夏は22時位まで明るいので、夕食後30分ほど北海までドライブしたり、近くの公園を散歩したり・・・。公園と言っても森のような広大さ!たまに野生のウサギがポコポコ顔を出します♪

夕食後、バルコニーから見た夜空▼

夏の暇な時は、裏の運河に沿って夕方1時間ほど、ジョギングしたり・・・。でも冬は寒くて断念。

-10度。運河は凍りつき、大人が乗れる氷の厚さ▼

普段の暮らし

■食事
学校へ行っていない時は、友達と集まってお茶したりが多く、レストランが少ないので自炊して各自持ち寄りのご飯会♪和菓子もケーキも何でも作っていたという気力☆笑

リトルチャイナタウンにアジアンスーパーマーケットがあるので、日本の食材を手に入れることも可能です☆

料理上手でないと暮らしていけない!?位何でも作られるS様☆
お店の数は少ないようですが、街を歩けばカフェやパン屋が道沿いを彩り、それはそれは絵本でしか見た事がないような雰囲気が素敵です☆

たくさんのカフェやレストランに提供している人気のケーキ屋さん。オシャレ♪▼

ヒレ肉でローストビーフを調理♪お肉は1番楽しみに通っているお店で購入▼

ル・クルーゼの特大お鍋購入♪で、なぜかサムゲタン!(笑)
アジアが恋しいのか…美味しそう♪▼


オランダではお誕生日の人がおもてなしをする習慣。会社の人に配るお菓子を手作り☆他にもシュークリームやフィナンシェを大量に♪ここはもうケーキ屋さんです(笑)▼
お正月におせちもどき!?を▼

ビッグサイズ!でももちろん完食♪人気のホットケーキは直径30cm!チョコバナナとハムチーズ☆唯一解読できたオランダ語で注文したらこれが…。
ピザでいいんじゃねぇ⁇との声もあがったとか…(笑)▼


オランダでは、ランチにあまり温かい食事をとらず、どこへ行ってもサンドイッチやスープ、バーガーなど…。せいぜいオムレツくらいのようです☆

意気込んで海鮮物を!と、全部揚げ物!フリッツ(フライドポテト)はなぜ必須☆食生活の変化とともに、胴周りが急激に成長してきた…汗▼

■自転車社会
国土が平たんなので自転車文化が発達し、「人口よりも所有されている自転車の数のほうが多い」と言われるオランダでは、ちょっとしたお出かけならみんな自転車で気軽に出かけていきます。サイクリングはアムステルダムの代名詞にもなっており、市内には自転車専用レーンが整備され、レンタル自転車屋さんも数多く存在しています。

■人
オランダ人といえば、平均身長が男性184㎝、女性で約170㎝と、世界的に見ても高身長でプロポーション抜群な人達である事は有名☆近年、欧米のファッション業界ではオランダ出身の女性モデルが活躍している事が多く、主要なショーでは、「モデルの3~4人のうち1人はオランダ人」だと言われている位です☆

■ファッション
なので、日本人のサイズがまぁありません…。泣
お洒落なお店で試着をしても、とにかく大きい!XSサイズでも腰やウエストはガバガバ、トップスは手が長くだるんだるん!?靴も24cm位からしかなく、小柄な方は到底無理…。
S様は滞在中、パリやミラノ、ロンドンへ行った時にまとめて買ってくるという状況だったそう☆

移民やアジア人も多いのでH&MやZARAならサイズがあり、街で見かけるのは皆このようなファストファッションを好んで着ているようです☆

又、年間通じて寒いので、ダウン・ブーツ・ニット帽を着用している期間が殆どで、半袖を着ている期間は旅行を除けば年間10日間着るかどうか…。朝晩の寒暖の差が激しい為、羽織物は必需品☆

カラバリでこんなに揃えていても多くないくらい!カーデは重宝します▼

ダウンやマフラーでしっかり防寒▼

ファッションスナップ

女性のファッションで、いわゆる「ゆるふわ系」「森ガール」あと「お嬢様系」などの、可愛くて女の子らしいファッションは皆無…。

半袖でもブーツ▼

ナチュラルにレザーを取り入れて♪レザーは日本よりも一般的に好まれている▼

イスラム系の人々も、宗教規則を守りながらとてもお洒落▼

子供を前かごに乗せたお母さん。日本の基準からはアウト(笑)すごいダイナミック▼

オランダ最大のイベント

キングスデー(国王の日)は、オランダカラーのオレンジ色のものを身につけ全てがオレンジ色に染まります☆

S様も近隣の雑貨店で買ったスカーフを身に着けて♪▼

音楽をガンガンに、飲んで騒いで歌って踊ってと街中がダンスイベント状態です☆あちこちでフリーマーケットし放題、ボートで船上パーティーと国中がお祭り騒ぎになるスペシャルな日となります☆



S様もフリマでこちらを出品☆
すぐ完売したそう♪▼

何かと運河を中心に開催されるイベントやパレード☆
毎年8月には、ゲイのフェスティバル「ゲイプライド」も行われ、船上や運河沿いが今度はピンクをテーマカラーに埋め尽くされまたまた大騒ぎとなります☆

日本との違い

①皆背が高いので玄関の覗き窓は背伸びしないと届きません。そしてトイレの便座も高い・・・。もちろんトイレの鏡に映る自分が見えない。(笑)
S様身長:160cm

②窓が大きく、カーテンをひかない!?
諸説ありますが、みられて困るようなやましい事はないという意味があり、覗き込む事は失礼にあたるが覗いて見ると家の中はとても綺麗でインテリアもこっています。街中にはインテリアのお店も多いです☆

③出産事情
もはやネタ!?になりつつある出産事情。
産んでから、1泊もさせてもらえず5時間で速攻退院させられる(笑)
この辺りは医療費削減の為の国の対策のようです☆

④一部の店舗を除き、スーパーは18時(土曜は17時)で閉まり、日曜は基本お休みになります。
家族や自分の生活を大事にし、働いている人にとってはもちろん、毎日の生活を楽しんでいます。
日本に比べてお店も少なく賑やかな場所に出かける楽しみも少ないですが、夏はバルコニーで景色を見ながら食事をしたり、散歩やジョギングで言葉にはできない位の美しい自然を楽しんだりと物質では買えない幸せがあると感じました♪

 

S様、ありがとうございました☆
当初、「人見知り」「引きこもり」「面倒な事は。。。」といったマイナスな言葉から始まりましたが、そのような印象は全く受けず、とても前向きで毎日をどう楽しむか?をいつも考えているアクティブな女性でした☆
広大で豊かな自然が、そうさせるのかもしれませんね☆

最後に、オランダらしいお写真が私はとっても印象に残りましたので掲載させていただきます☆

このチューリップの数はここでしか体験できない1枚▼

珍しい建築オランダ住宅「オクラホマ」をバックに▼

お土産はこちらがマスト♪

チーズ
チーズの生産量世界一位のオランダでは、本場の美味しいチーズを安く購入することが出来ます。
市内にはチーズ専門店も多く、試食も出来るお店が多いので、味を確かめて買うことが出きるので安心です。

マグネット
お土産の定番といえばマグネット。

ミッフィー
世界中で愛されているオランダ生まれのキャラクター「ミッフィー(nijntje)」
ミッフィー展で。手前はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」ミッフィー▼

信号まで!?可愛い♡▼

アムステルダムには、オランダに2店舗しかないミッフィー直営店の「De Winkel van nijntje」があります。

ストロープワッフル
オランダお土産ではずせない一品!

チューリップの球根・グッズ
オランダは、花の生産量・輸出量が世界一の花大国

チョコレート
ココアのバンホーテン(van houten)やドロステチョコなど日本でお馴染みのチョコレートも、実はオランダの会社

デルフト焼き
白地に鮮やかなデルフトブルーが美しい、デルフト焼き。オランダの伝統工芸の一つ