【10年着るための洋服ケア】レースや刺繍の服を長持ちさせる為に新洗濯表示の見方を知る

レースや刺繍の服のお洗濯、どうしていますか?

女性なら誰しも一枚は持っているであろう「レース」や「刺繍」が施された可愛いお洋服。その洋服、洗っていますか?他の洗濯物に引っかかって破けそう…などと言って洗濯から遠ざけてはいませんか?実は、ご家庭でも正しい洗濯方法をすれば素材を傷めずに済むのです。今回は洗濯可能な衣類の見極め方や正しい洗い方についてご紹介します。

正しいケアで長持ちさせる

ここ数年、人気の刺繍ブラウス。
可愛いですよね。
ところで、この刺繍ブラウス、いつ買ったものだと思いますか?


正解は・・・

なんと、今から約30年前に父がヨーロッパのお土産にと買ってきてくれたものなんです!

当時はバブル最盛期で、こういうラブリーなお洋服は流行っていなかったので、着ずにしまっていたのですが、最近になって、そういえばこういうのあったなと引っ張り出してきて、たんすの肥やしから私のワードローブへと昇格したものなんです。

長年ほとんど着ずにしまってあったとはいえ、その後何度も着て洗濯もしていますが、
刺繍がほつれることもなく、その綺麗さを保っています。

刺繍の服は家で洗える?

自分の持っているレースや刺繍が施された衣類。洗濯できるかどうか分からない、という方も中にはいることでしょう。ご家庭で洗っても良いか見極めるには簡単なポイントがあります。

 


花フリル刺繍のコットンリネントップス mode-5171

洗濯表示タグを確認

洗濯表示タグを確認し、「洗濯機」や「ドライマーク」、「手洗い」のマークが表示されていれば、レースや刺繍が施されている衣類でもご家庭で洗濯することができると言われています。

 

しかし、この洗濯表示、何年か前に全面的に見直されて、今売っているお洋服には新表示のものと、旧表示のものがあるのをご存知ですか?

え?知らなかった?

では、そんなあなたに是非知っておいて欲しい

洗濯表示マークの見方

をお伝えします。

旧洗濯表示と新洗濯表示

全てを紹介すると、すごく沢山になるので、本日はよく見るものに絞って紹介します。

今までは、「洗濯機洗い」は長方形、「手洗い」は洗濯桶で表示されていましたが、新記号はどちらも洗濯桶のマークに統一されました。

水流の強さは、洗濯桶の下の横棒で表現します。横棒が多いほど力の加減を弱くすることを示します。

液温は60℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る

▼旧表示示

▼新表示

液温は30℃を限度とし、手洗いができる

▼旧表示

▼新表示

家庭での洗濯禁止

▼旧表示

▼新表示

漂白剤の使用に関しては三角で表示されています。

塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる

▼旧表示

▼新表示

酸素系漂白剤の使用はできるが塩素系漂白剤は使用禁止

塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

▼旧表示

▼新表示

干し方については四角になりました。

陰干し

▼旧表
 陰干しがよい
▼新表示
 日陰のつり干しがよい

 ぬれつり干しがよい

 日陰のぬれつり干しがよい

 

表示がなくなったものもある

▼旧表示

新しい洗濯表示には「絞り方」の記号はありません

 

 

実際にクローゼットにあるお洋服は旧表示と新表示が混在しています


最初は戸惑いますが、慣れると簡単な洗濯表示。
正しく覚えて、優しくお洗濯してお洋服を長持ちさせてあげてくださいね。

洗濯が怖くなくなったら、こんな総レースのトップスも楽しめちゃいますよ☆

総レースの花刺繍透けトップス mode-4758