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こんにちは、スタッフの岸上です。
今日はアート大好きな私が今、注目している展覧会を紹介します。
それは東京都現代美術館で開催されている
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」
ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明さんが設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川さんの作るテキスタイルは自由な発想の刺繍やプリント、織りなどが特徴で、テキスタイルやファッション、アパレルといった枠を超えて、もはやアートですよね。
展覧会の様子
エントランスではこのテキスタイルを使ったクッションがずらりと並び、壮観!
この展覧会では今年活動25周年となる彼のデザインの発想の源や形にするまでの過程などが実際の生地見本やお洋服と共に展示されています。
人気の刺繍フォレストパレードが完成するまで
この展覧会の中で、私が特に注目しているすごい刺繍について少しご紹介したいと思います。
それは刺繍のパターンの打ち込みに数ヶ月を要したという刺繍
「forest parade」
自然をモチーフとした刺繍はそれぞれが根元でつながり、揺れる様がとっても可愛くて、繊細ですよね。
ミナペルホネン好きなら誰もが知っている、代表作のひとつといえるこの刺繍は皆川さんが信頼する刺繍職人さんがそのパターンをひと針ひと針、コンピューターで打ち込み完成するらしく、その打ち込みにはなんと数ヶ月を費やしたそうです。
そこまでは知らなかった。
そして、このパターンを1メートル刺繍するのには機械でもまた何日かを費やすのだとか・・・
この刺繍はお洋服だけでなく、ストールやバッグなどの小物にも使われています。
生地見本やボタンのサンプル、ドローイングの展示
ショップで見るのとはまた違った視線からその製作過程を垣間見れる展覧会、百聞は一見にしかずですね。
インテリアファブリックや刺繍のボタンなども展示されていて、生地を眺めているだけでもワクワクしてしまいます。
はい、私・・・普通の手芸屋さんでもテンション上がって、作る予定のない生地を買って満足するタイプ(笑)
「子どもの頃から集めているボタンコレクションに加えたい!」
テンション上がりっぱなしです。
刺繍の生地見本はひとつひとつが手作業というから、これもまたびっくり。
素敵なお洋服に囲まれているだけで幸せな気分になりますね。
展示室「森」に並ぶ洋服の数々
展示室「種」の様子
数々のデザインを生み出したドローイング、新作やアーカイブ、沢山の方々との仕事を織り交ぜた展示で、1つのアイデアが未来に繋がっていく様子を体感できます。
1日たっぷりとテキスタイルとお洋服のアートに浸ることが出来る展覧会、楽しく自由なテキスタイルと服作りは、どこかSawa a la modeの世界観にも通じるものがあると感じました。
Sawa a la modeの人気の刺繍アイテム
モノトーン花重ねレースデザイン長袖トップス mode-4372
花柄モール刺繍ドルマンスリーブチュニックワンピース mode-3974
サークル刺繍ポイントAライン7分袖チュニックワンピース mode-3970
アートな幾何学柄刺繍サークルのシャツワンピース mode-5635
幾何学模様の刺繍をあしらったシャツワンピース mode-5638
「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展覧会情報
会期:2019年11月16日(土)〜2020年2月16日(日)
場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4−1−1
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般 1,500円、大学生・専門学校生・65歳以上 1,000円、中高生 600円、小学生以下 無料
休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日〜1月1日、1月14日